Five enterprise apps for the iPhone


Oracle Business Indicators

Sybase iAnywhere Mobile Office 

SAP

 ビジネス管理ソフトウェアメーカーであるSAPは、「BlackBerry」など、ほかのプラットフォームに先駆けて、セールスフォースオートメーション(SFA)スイートのiPhone版をリリースした。

 SAPは声明の中で、このソフトウェアを使って、連絡先、販売に関する情報、アカウントデータをiPhoneにロードできると述べた。


Salesforce.com Mobile

ウェブベースアプリケーション:Netsuite、SugarCRM、Zoho

 これらのアプリケーションはiPhoneのネイティブアプリケーションではないが、iPhoneのウェブブラウザから起動できる。ネイティブでないアプリケーションを提供している大手企業には、CRMベンダーのNetSuiteとSugerCRMがあり、どちらもWebベースのエンタープライズリソースプランニング(ERP)版をリリースしている。

 アプリケーションはホスト版、オンプレミス版の両方で提供されている。

 また、オンラインオフィススイートのZohoも、iPhone向けのプロダクティビティスイートのモバイル版を発表している。スイートには、文書作成、表計算、電子メールプログラムが含まれている。ユーザーは既存の文書を閲覧できるが、編集したり、新規に作成したりすることはできない。

まだ無料版では更新出来ないとは言え、「App Store」のユーザー向けのビジネスアプリケーションになったということは凄いことではないでしょうか? \(◎o◎)/! \(◎o◎)/! \(◎o◎)/? 

 Appleの「App Store」のオープン以来、「iPhone」ユーザー向けのビジネスアプリケーションが次々と登場している。開発者のほとんどは独立したサードパーティの新興企業だが、大手ソフトウェアベンダーも分け前にあずかろうと参入している。

 Oracle、SAP、Sybaseなどの有名企業が、従来のデスクトップ版で提供されている機能の一部を利用できるアプリケーションのiPhone版をリリースしている。

 アプリケーションのほとんどは、7月にオープンしたAppleのオンライン市場であるApp Storeで見つけることができる。App Storeでは、iPhone用に開発されたアプリケーションを見て、ダウンロードできる。

 世界展開の第2段を終えたばかりのiPhone 3Gは、若干の問題はあるものの、ビジネス向けにも使えると、Gartnerのアナリストは見ている。

 Gartnerによれば、iPhone 3Gは、「カスタムアプリケーションのセキュリティが不十分」なため、アプリケーションを配備しようと考えている企業は、セキュリティの低下を我慢しなければならない。

 とはいえ、iPhoneソフトウェア市場は成功を収めており、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は、オープンから1カ月で約3000万ドルを売り上げたと述べた。Appleは1年間の製造台数を4000万台に引き上げると述べていることから、2009年にはiPhoneの販売台数が2500万台に達する見込みで、App Storeは利益の大きい市場になるだろう。

「iPhone」向けエンタープライズアプリ5種